こんにちは!みったままです!
今回は、初めての妊娠について、私の経験談を語ろうと思います!!
つわりや安定期での過ごし方、出産までのことを思い出してみます!!
妊娠が分かった時
私は妊娠を望んでいたので、基礎体温つけたり、排卵日の計算をしたりしていました。
病院に行っていたわけではありませんが、年齢も30代で、20代よりは妊娠確率が落ちていることは知っていたので、インターネットでたくさん調べて、これをしたら妊娠した!というようなことはいろいろ試していました。
少し生理が遅れてるかも…と思った時には、軽い倦怠感がありました。もしかして、つわりの始まりかも…!!!と思っていましたが、妊娠検査薬は生理予定日から1週間は過ぎないと使用できません(できないことはないが、結果が正確ではない可能性も)。
ちょうど1週間経つ頃には、しっかりと倦怠感がありました。
妊娠検査薬、陽性の結果に、嬉しさもありましたが、それよりも、え??どうしよう…本当に妊娠してしまった…これからお腹が大きくなるのか…大丈夫かな…出産は痛いのかな…痛みに耐えられるのかな…子供が産まれたら、生活が一気に変わるなという、漠然とした不安の方が強かった記憶があります。
あんなに妊娠を望んでいたのに、なんで素直に喜べないんだろう、なんで不安の方が強いんだろうと、さらに落ち込んでもいました。
妊娠検査薬で陽性反応が出た後、病院にも行きました。正常な妊娠なのかは、検査してもらわないとわかりません。それまではハラハラしながら、何に注意したらいいんだろう…と過ごしていました。
エコーで、胎嚢の確認をしてもらい、先生から、おめでとうございますと言われ、エコーの写真をもらいました。実感が湧くわけでもなく、やはり妊娠という未知の世界に不安が大きかったです。
その後、指定された日に再度病院へ行き、心拍確認してもらった時、エコーから聞こえる、「ドクン、ドクン」という心臓の音、涙が出そうなぐらい感動したのを覚えています。
つわり
つわりの症状は、本当に人それぞれで、症状が強くでる人から、ほとんど何もなかったという人まで、さまざまだと聞きます。
先輩ママの友人から聞いても、仕事をしている方が気が紛れて楽だったとか、何かを食べていないと気分が悪くて…と、同じような症状を聞いたことがありませんでした。
倦怠感と嘔吐
私はというと、とにかく倦怠感。妊娠が分かった時から、高熱が出た時のような、いや、それ以上の倦怠感。とにかくきつかった。
そして、初めての嘔吐。すごくきついのに、つわりで嘔吐…うれしい…♡なんて、呑気に思っていました。でも、そう思えたのは、はじめの一日だけ(笑)
それから、嘔吐の毎日です。毎日、10回以上の嘔吐を繰り返していました。
当時は、普通に仕事していましたが、体調不良の私を見て、上司は夜勤を免除してくれました(神対応の上司でした)。そして、さらに、力仕事をしなくてもよい、リーダーに配置してくれていたのです。
ただ、リーダーは、朝の連絡事項やカンファレンスの司会進行を行います。みんなの前で話しながら「うっぷ、うっぷ」となり、途中でトイレに駆け込むなんてことは、一度や二度ではありませんでした。
食事を食べても、吐き気がおさまることはありません。むしろ、無理矢理にでも食べようと思って食べると、全部リバース…嘔吐するときに食物残渣があると、匂いが伴うので、更に気分が悪くなり、嘔吐が止まらなくなります。私は、胃が空っぽの状態で嘔吐する方がまだマシでした。
常時、強い吐き気、嘔吐直後も、強い吐き気。横になっても、倦怠感で身の置き所のない感じ。気を紛らわすために、スマホで動画でも見ようもんなら、気分が悪くなって嘔吐。(車酔いしている時にスマホを見ると、車酔いが悪化するのに似ています)スマホ画面を見続けられないので、ラインの返信すらままならない状況でした。
やっと眠れたところで、無意識に寝返りをうとうもんなら…嘔吐…体を動かすと、その動きに酔って、嘔吐です。
匂い
もちろん、匂いにも敏感になっていて。もともと、香水や柔軟剤の匂いがとても苦手なのですが、妊娠すると、更に匂いがダメになりました。
すれ違いざまの香水、柔軟剤…スメハラや!!!と怒りを覚えるぐらいに、つわりを悪化させていました。
エレベーターなどの密閉空間での香水や柔軟剤…辛すぎる。呼吸を必要最低限にして、やっと息ができる!!と思って、思い切り息を吸うと、残り香にやられて…チーン…
さらに、匂いのないシャンプーを探し、(匂いがないシャンプーって少ないんです。そして、匂いがなくても、洗うと髪はぎっしぎし)食器用洗剤も無臭を探し(無臭の食器用洗剤、みつけられませんでした)…徹底的に家の中の匂い消しです。
ごはんの炊ける匂いもダメとよく聞きますが、私は、いい気分ではありませんでしたが、まだ大丈夫な分類でした。
この頃は、お腹が大きくなるわけでもなく、胎動を感じるわけでもなく、ただつわりとの闘い…通院も4週に1回と、かなり間があくので、本当に赤ちゃんは生きているのか?きちんと育っているのか?不安しかありませんでした。
余談ですが…実はこの頃、結婚式の準備、真っ最中でした。婚姻届を先に出していて、結婚式だけ後日あげる予定にしていたので、まさか、結婚式準備と重なるとは…
仕事、結婚式準備、つわり…の毎日を過ごしていました。
結婚式準備では、自分で作りたい…♡と思っていたことも、自分の体力が持たず…お金で解決できることは、お金で解決してしまいました。
そして、最大の後悔は…結婚式の食事の試食です。つわりで何も食べられない私は、試食ができませんでした。そして、試食の日、夫も出張と重なり、夫婦共に試食できなかったのです。あーもったいない( ;∀;)
つわりでいくらきつくても、つわりで仕事が無理…と思っていても、結婚式が控えていたので、つわりの病休を取ることもできず…(この時の同僚は皆優しくて、仕事中でも、優しく声をかけてくれたり、少しでも休んで!!と言ってくれたり…感謝しかありませんでした)
もちろん、食べることができないので、脱水にもなります。病院で何度も点滴を受けながら、仕事、結婚式準備をしながらのつわりに耐えていました。
この頃は、辛すぎて辛すぎて…こんなにつわりがきついなら妊娠しなければよかったと思っていました。何度も思いました。こんなことを思ってしまう親のところに来た赤ちゃんに対して、申し訳なさも強く感じていて、メンタルも崩壊直前でした。
倦怠感が強すぎて、シャワー浴びるだけでも1時間かかったり、ドライヤーの時間も立っていられなかったり、今考えても、本当によく耐えたなと思います。
安定期と言われる時期に入ると…
驚くほどピタっとつわりの症状が落ち着きました。吐き気も倦怠感も…とはいえ、これまでのつわりで、体力は落ちていますし、少しずつお腹も大きくなり始めていますので、健康な時のようにはいきません。
初めての胎動
この頃、病院では胎動を感じますか?と言われますが、私にはわかりませんでした。腸が動くような感じに似ているとか…
それは、ちょうど結婚式の日でした。まだ目立つほどではない、少しだけ大きくなったお腹での結婚式。
結婚式が無事に終わり、式を挙げたホテルに宿泊できるので、部屋に到着した時、むにゅむにゅ~っと、腸が動いた感じがしたのです。
すぐには胎動だ!!と思いませんでしたが、ふと、疲れたなぁと、椅子に腰を掛けた時、また腸がむにゅ~と動いたのです。
ちがう!!!胎動だ!!!
赤ちゃんが動いた!!!!
赤ちゃん動いたよ~!!!と夫に報告!!!!私はこんなに感動しているのに、夫は「よかったね!!」の一言。かなりの温度差を感じました。
毎日10回以上の嘔吐、高熱の時かそれ以上の倦怠感のなか、結婚式準備と仕事を毎日…そんなつわりを3カ月ほど耐え抜いた後の胎動…感動を共有できるかと思っていましたが…
それもそうですよね。夫は体調が変わったわけでもなく、お腹に赤ちゃんがいるわけでもない。いろいろとサポートはしてくれていましたが、感動の温度差は当たり前ですよね。
出血
何週ぐらいの出来事か、はっきりは覚えていませんが、わずかに出血しました。
すごく恐怖を感じ、手が震ええるぐらいドキドキしたことを覚えています。
慌てて病院に連絡し、すぐに診察をしていただきました。
結果は、切迫流産。
お腹の張り止めの薬を処方されて、仕事もしばらく休むように言われ、病休となりました。
数週間張り止めの薬を飲み、自宅安静。その間、薬の副作用で動悸、息切れ、軽い吐き気…
せっかくつわりが終わったというのに、また吐き気…とはいえ、嘔吐するほどの吐き気ではなく、仕事も、結婚式準備もなかったので、穏やかに過ごせました。
ただ、出血はなくならず…
しかし、病院の先生からは、もう大丈夫でしょうと言われ、2週間程度で仕事復帰することになりました。
出血も古い出血(真っ赤ではなく、茶色っぽい)で、量も少しなら、大丈夫と言われましたが、こちらは初めての妊娠。看護師の国家試験で勉強しているとはいえ、国家試験程度の知識、産婦人科の経験があるわけでもない、不安しかない中での妊娠で、出血しててもよいと?!本当ですか?!という気持ちしかありませんでした。
でも、先生が大丈夫というなら大丈夫なのでしょう。
仕事復帰すると、変わらず、上司や同僚がとても優しく、力仕事を変わってくれたり、匂いを伴う処置がある時にも変わってくれたり…本当に優しい同僚に恵まれました。
が、出血はなくなることはありませんでした。心配がなくなることはありませんでした。
安定期と言われるはずなのに…出血が続いたので、できるだけ安静に…。もともとマタ旅などの予定はありませんでしたが、それ以上に病院から遠くなるところに行くことも怖かったです。
長くなってきましたので、続きは次回に…