こんにちは!みったままです!
前回、前々回と、初めての妊娠について、経験談を語りましたが…
今回は、初めての出産について、私の経験談をお話しようと思います!!
出産、手術に関する記事ですので、気持ち悪さを感じる方もおられるかもしれませんので、ご注意ください!!
出産予定日
私は、妊娠中期頃から、ずーっと逆子でした。全然動いてくれない子で…(胎動はしっかりありました)
逆子体操の甲斐虚しく、逆子は治らず…
帝王切開の予定となり、病院の手術日に合わせて、出産予定日を設定することになりました。
陣痛が起こる前には出産せねばいけませんので、本当の予定日(40週0日)よりは、少し早めに予定日を設定します。私は39週0日で出産することになりました。
入院
手術予定日の前日に入院し、翌日手術という流れです。
入院の日は、病院に着くと、NSTと言われる機械で、赤ちゃんの状態や張りの具合をみてもらい、エコーで逆子の確認(頭位に回っていれば、帝王切開は中止になりますが、私はしっかり逆子でした)をして、入院となりました。
入院すると、助産師さんに施設の説明をうけ、1日の流れの説明を受けました。
前日は、シャワーに入り、ご飯をしっかり食べて、寝る前に緩下剤と軽い睡眠薬が処方されました。
手術当日
緩下剤と軽い睡眠薬を飲んで、休みましたが、やはり、初めての手術…あまり寝付けませんでした。
これまで、健康だったことに感謝しつつ、初めての手術に、すごく不安と恐怖があったのも事実です。
さらに、看護師からすると、帝王切開は、どちらかといえば、大した事のない手術…どんな手術もリスクは伴いますが、私が仕事で1番見てきた心臓の手術に比べればリスクもかなり少なければ、恐怖のレベルも全然違う…ましてや、赤ちゃんが産まれるという喜びが待っている手術。なのに、こんなに怖いとは。
これまで、患者さんの不安に全然寄り添えていなかったなと、かなり反省しました。
手術は、先生の外来診療が終わってから、午後からの予定でした。
破水
妊娠をしてからというもの、夜間に1〜3時間毎に目が覚めるのは当たり前になっていました。前日は睡眠薬も飲んでいましたので、眠れるかと思っていましたが、いつもと変わらない感じでした。
すると、まだ、日も登っていない早朝、眠れないなぁと、うとうとしていた時、「パンっ!!」と音がしました。
風船が破けた時の様な音に似ていて、でも、それほど大きくはなく…
私は、すぐにわかりました。破水したと。
初めての妊娠、初めての出産だったため、おしるしのことや破水した時の経験談をインターネットですが、色々と見ていました。
破水した時は、「ぱん!!」と、音が聞こえると、色んな方がおっしゃっていました。
すぐにピンと来た私は、冷静でした。とりあえずトイレに立ち、本当に破水しているのか確認しました。
そして、破水を確信した私は、ベッドに戻り、ナースコールを押しました。
私「破水したと思います。」
助産師「破水したのか確認しますので、処置室に歩いて来られますか?」
私「はい、行きます。」
そうして、処置室で、破水が確認されました。
破水すると、卵膜が破けている状態で、羊水が流れ出ている状況。破水すると、感染しやすくなるので、早く出産した方が良いというようなネット記事をみたことがありました。
この、“早く”とは、どのぐらいなのか…私は、今日、(午後からだけど)手術の予定。手術の時間まで待てるのかな?もしかして、早まるのかな…?
助産師さんによって、子宮口のサイズが測られました。確か3㎝だったと思います。
一旦、部屋に戻り、NSTが装着されました。
陣痛始まる
しばらくすると、なんかお腹が痛い気がする…いや、気のせい?張ってるだけ?
さらに時間が経つと、これは、痛い!!陣痛が始まっているようでした。
もう、私は病院に入院していましたし、NSTも付けた状態でしたので、痛みの間隔とかは、測定していませんでした。
そもそも、痛みで、これが陣痛か!!!と思うような余裕はありませんでしたし、手術、早まるのか⁉︎どうなのか⁉︎いよいよか、手術…手術早まるなら、早く家族に連絡しておかないと!などと、手術のことで頭がいっぱいでした。
夜が明ける頃、また子宮口を測るために助産師さんがやってきました。しかし、その助産師さんの子宮口の測り方と言ったら…
子宮口を測る時に、膣内に人差し指、もしくは、人差し指と中指の2本を入れて測定し、残りの指は握った状態と思うのですが、この時、残りの指が伸びてまして。膣の横に刺さって、こっちが痛すぎて…(そんなことある⁉︎って感じですが、本当に、膣の痛みはなく、その横が激痛でした)
指が伸びてるもんだから、しっかり測れないんでしょうね?グリグリと、もっともっと力強く、指を入れようとするんです。
もう、陣痛も強くなり始めて、出産や手術に対する不安も強くなる状況での、子宮口が測れない事(膣の横に指が当たって測れないのに、無理矢理グリグリされている手技の問題)に、若干の苛立ちもあり(落ち着いている今、考えると、そんなことで苛立つって、短気すぎない?とも思いますが…)、「いたい、いたい」と、痛い場所を指差しながら、控えめに伝えていました。
(看護師しているので、分かります。子宮口を測った事を記録に残さねばならない事。測っておかないと、後から問題になりかねない事。お産の進み具合を見るのに、必要な測定であること。)
でも、患者が痛いといえば、一旦手を止め、患者に寄り添い、測定の必要性を説明し、痛みを伴ってしまうこと(上手な方なら痛みなく測定できますが)、なるべく痛くないようにするから頑張りましょう!ということ、話すべきです。(看護師だからこそ、思う事かもしれません。)
あなたの指がグリグリと当たっているから測れないの、そして、それが痛いのが何で分からないの⁉︎と思っていたので、「いたい、いたい!!!いたいってば!!」とイライラが明らかに怒った口調で言った記憶があります。しかし、その助産師は黙って痛いと訴えているのにも関わらず手を止めず、ぐりぐりし続けました。
ちょうどその時、当直の先生が見にこられていました。私のその反応に、先生は、「痛みがかなり強いみたいね?手術、早めましょうか!帝王切開なのに、痛みを我慢するのは可哀想だし、主治医の先生が来る頃に始められるように、麻酔を少し早めに始めようか!」と言って出ていかれました。
陣痛はもちろん痛かったのですが、痛〜い!と叫んだり、口に出さないと耐えられない程の痛みではありませんでした。とはいえ、呼吸が荒くなったり、手が震えるぐらいの痛みはありましたので、結構な痛みはありました。ただ、普通、子宮口を測るのにそんな激痛はありませんので、助産師と妊婦の状況を見た先生は、陣痛が強いと思われたようで、手術が早まることになりました。
いずれにしても、手術は受けないといけないので、私としては早くなるのは、陣痛の時間が短くなるので、悪いことではありませんでした。先生も、そのつもりで、手術予定時間を早めてくださったのだと思います。
私はこの時点で、家族に連絡。手術が早まった事を伝え、来院するように伝えました。手が震えてLINEが打てないので、電話で。
長くなりましたので、続きは次回に…