ライフ

初めての妊娠!【看護師をしながらのマタニティライフ】

みったまま

こんにちは!!!みったままです!!!

今回は、初めての妊娠について、私の経験談を語ろうと思います!!

初めての妊娠がわかった時点では、私は看護師として、フルタイム、夜勤ありの勤務をしていました。

妊娠って、幸せなことなのに、つらいことが多すぎませんか?!

仕事をしているとなおさら…😱

つわりや安定期に入ってからの過ごし方、出産までのことを思い出してみます!!

みったまま

看護師をしながら初めて妊娠した時のことです!

妊娠が分かった時

私は妊娠を望んでいたので、妊活目的で、基礎体温つけたり、排卵日の計算をしたりしていました。

病院に行っていたわけではありませんでしたが、年齢も30代で、20代よりは妊娠の確率が確実に落ちていることは知っていました。

なので、これをしたら妊娠した!というようなことをインターネットで沢山調べていました。

この頃は夜勤を普通にしていたので、生活は不規則だし、ホルモンバランスの変調もあるし、通常よりは妊娠しにくかったと思います。

でも、妊娠できるチャンスは単純に考えると、1年に12回

年齢的に、1回のチャンスでも無駄にしたくない!

そう思って、妊娠の確率が上がるといわれていることは実践していました!

あとは、葉酸の摂取も!

そして、少し生理が遅れてるかも…と思った時には、軽い倦怠感がありました。

もしかして、つわりの始まり…?!と思っていましたが、妊娠検査薬は生理予定日から1週間は過ぎないと使用できません(できないことはないが、結果が正確ではない可能性も)。

生理予定日からちょうど1週間経つ頃には、しっかりと倦怠感がありました。

そして、妊娠検査薬、陽性!!!

妊娠検査薬の陽性の結果に、もちろん、嬉しさもありましたが、それよりも、え??どうしよう…本当に妊娠してしまった…これからお腹が大きくなるのか…大丈夫かな…出産は痛いのかな…痛みに耐えられるのかな…子供が産まれたら、生活が一気に変わるな…仕事はどうなるんだろう…?という、漠然とした不安の方が強かった記憶があります。

あんなに妊娠を望んでいたのに、なんで素直に喜べないんだろう、なんで不安の方が強いんだろうと、さらに落ち込んでもいました。

妊娠検査薬で陽性反応が出た後、病院にも行きました。

正常な妊娠なのかは、検査してもらわないとわかりません。

それまではハラハラしながら、何に注意したらいいんだろう…とネット情報に振り回されながら過ごしていました。

エコーで、無事に子宮内に1つの胎嚢の確認をしてもらい、先生から、おめでとうございますと言われ、エコーの写真をもらいました。

実感が湧くわけでもなく、やはり妊娠という未知の世界に不安が大きかったです。

その後、指定された日に再度病院へ行き、心拍確認してもらった時の、エコーから聞こえる、「ドクン、ドクン」という心臓の音、涙が出そうなぐらい感動したのを覚えています。

みったまま

未知の世界、これから起こる自分の体の変化に不安があるのは当たり前ですよね。

つわり

つわりの症状は、本当に人それぞれで、症状が強くでる人から、ほとんど何もなかったという人まで、さまざまだと聞きます。

先輩ママの友人から聞いても、仕事をしている方が気が紛れて楽だったとか、何かを食べていないと気分が悪くて…と、聞く方それぞれが違う症状で、自分がどのような症状がでるのかも、未知の世界で不安でした😭

倦怠感と嘔吐

私はというと、とにかく倦怠感。

生理が遅れているかもと思った時には倦怠感があり…

妊娠が分かった時から、高熱が出た時のような、いや、それ以上の倦怠感。

とにかくきつかった。

そして、初めての嘔吐。

すごくきついのに、つわりで嘔吐…うれしい…♡なんて、呑気に思っていました。

でも、そう思えたのは、はじめの一日だけ(笑)

それから、嘔吐の毎日です。

毎日、10回以上の嘔吐を繰り返していました😱

当時は、普通に仕事していましたが、体調不良の私を見て、上司は夜勤を免除してくれました(神対応の上司でした)。

そして、さらに、歩き回ったり、力仕事をしなくてもよい、リーダーに配置してくれていたのです。

ただ、リーダーは、比較的自分のペースでできる仕事ですが、朝の連絡事項やカンファレンスの司会進行を行います。

みんなの前で司会進行しながら「うっぷ、うっぷ」となり、途中でトイレに駆け込むなんてことは、一度や二度ではありませんでした。

でも、普通に歩き回ったり、患者の相手して力仕事するよりは、断然やりやすかったです。

そして、仕事をすると気がまぎれるなんてことは、全く、全く!!!ありませんでした。

(本当にこの時の上司には助けられました😭)

食事を食べても、食べなくても、吐き気がおさまることはありません。

むしろ、仕事もあるし、食べないと持たない!!と、無理矢理にでも食べようと思って食べると、全部リバース…

嘔吐するときに食物残渣があると、匂いが伴うので、更に気分が悪くなり、嗚咽が止まらなくなります。

私は、胃が空っぽの状態で嘔吐する方がまだマシでした。

常時、強い吐き気、嘔吐直後も、強い吐き気。

横になっても、どんな態勢でも、倦怠感で身の置き所のない感じ。

布団の中で、気を紛らわすために、スマホで動画でも見ようもんなら、気分が悪くなって嘔吐。(車酔いしている時にスマホを見ると、車酔いが悪化するのに似ています)

スマホ画面を見続けられないので、ラインの返信すらままならない状況でした。

やっと眠れたところで、無意識に寝返りをうとうもんなら…嘔吐…体を動かすと、その動きに酔って、嘔吐です。

みったまま

常時倦怠感があり、嘔吐すると体力消耗して…かなりきつかったです。

匂い

もちろん、匂いにも敏感になっていて。

もともと、香水や柔軟剤の匂いがとても苦手なのですが、妊娠すると、更に匂いがダメになりました。

すれ違いざまの香水、柔軟剤…スメハラや!!!と怒りを覚えるぐらいに、つわりを悪化させていました。

エレベーターなどの密閉空間での香水や柔軟剤…辛すぎる。

呼吸を必要最低限にして、やっと息ができる!!と思って、思い切り息を吸うと、残り香にやられて…チーン…😑

さらに、匂いのないシャンプーを探し、(匂いがないシャンプーって少ないんです。そして、匂いがなくても、洗うと髪はぎっしぎし)食器用洗剤も無臭を探し(無臭の食器用洗剤、みつけられませんでした)…徹底的に家の中の匂い消しです。

ただ、洗濯洗剤は、そんなに気になりませんでした。(なぜでしょう(笑))

ごはんの炊ける匂いもダメとよく聞きますが、私は、いい気分ではありませんでしたが、まだ大丈夫な分類でした。

そして、看護師という仕事をしていると、臭いがつきものです😅

排泄物や体液、膿、体臭、口臭など…

これも、つわり期の体には、堪えます…💦

そういった面でも、リーダー業務に配慮してもらったのは、本当に助かりました😊

そして、リーダーであっても、病棟内を全く歩行しないわけではないのですが、その当時のメンバースタッフは、「〇〇号室は、今(匂いがきついので)近づかない方がいいです!!」とか、「今からこの吸入薬(催奇形性の高い薬剤)使うので、近づかないでくださいね!!」とか、声をかけてくれるメンバーばかりで、本当にありがたかったです。(本当に感謝しかありません😭)

この頃は、お腹が大きくなるわけでもなく、胎動を感じるわけでもなく、ただつわりとの闘い…通院も4週に1回と、かなり間があくので、本当に赤ちゃんは生きているのか?きちんと育っているのか?不安しかありませんでした。

余談ですが…実はこの頃、結婚式の準備、真っ最中でした。

婚姻届を先に出していて、結婚式を後日あげる予定にしていたので、まさか、結婚式準備と重なるとは…

仕事、結婚式準備、つわり…の毎日を過ごしていました。

結婚式準備では、自分で作りたい…♡と思っていたことも、自分の体力が持たず…

お金で解決できることは、お金で解決してしまいました😭

そして、最大の後悔は…結婚式の食事の試食です

つわりで何も食べられない私は、試食ができませんでした。

そして、夫も出張と重なり、夫婦共に試食できなかったのです。

あーもったいない( ;∀;)

(もちろん、式当日も食べられませんでしたので、食べたことない食事を来てくださった方に振る舞うという失礼なことになってしまっていました💦)

つわりはきつかったのですが、数百万円の結婚式をキャンセルするわけにもいかず…

結婚式の準備をするのに、仕事を休む訳にもいかないので、病休を取ることもできず…

つわりでいくらきつくても、今日は仕事が無理かも…と思っていても、結婚式が控えているから、仕事を休むことはできませんでした。

(結婚式は数百万円かかっているので、キャンセルできるわけもなく、準備はしないといけない。結婚式準備はするのに仕事は休むという選択はありませんよね😭)

ここは、根性で乗り切るしかありませんでした。

(この時の同僚は本当に皆優しくて。仕事中、優しく声をかけてくれたり、少しでも休んで!!と言ってくれたり…😭本当に今でも感謝しかありません😭)

もちろん、食べることができないので、脱水にもなります。

病院で何度も点滴を受けながら、仕事、結婚式準備をしながらのつわりに耐えていました。

この頃は、辛すぎて辛すぎて…こんなにつわりがきついなら妊娠しなければよかったと思っていました。何度も思いました。

こんなことを思ってしまう親のところに来た赤ちゃんに対して、申し訳なさも強く感じていて、メンタルも崩壊直前でした。

倦怠感が強すぎて、シャワー浴びるだけでも1時間かかったり、ドライヤーの時間も立っていられなかったり…今考えても、本当によく耐えたなと思います。

みったまま

私の場合は、強い匂いで体調が悪くなりますので、つわりの間は、本当につらかったです。

安定期と言われる時期に入ると…

驚くほどピタっとつわりの症状が落ち着きました。吐き気も倦怠感も…とはいえ、これまでのつわりで、体力は落ちていますし、少しずつお腹も大きくなり始めていますので、健康な時のようにはいきません。

初めての胎動

この頃、病院では胎動を感じますか?と言われますが、私にはわかりませんでした。腸が動くような感じに似ているとか…

それは、ちょうど結婚式の日でした。まだ目立つほどではない、少しだけ大きくなったお腹での結婚式。

結婚式が無事に終わり、式を挙げたホテルに宿泊できるので、部屋に到着した時、むにゅむにゅ~っと、腸が動いた感じがしたのです。

すぐには胎動だ!!と思いませんでしたが、ふと、疲れたなぁと、椅子に腰を掛けた時、また腸がむにゅ~と動いたのです。

ちがう!!!胎動だ!!!

赤ちゃんが動いた!!!!

赤ちゃん動いたよ~!!!と夫に報告!!!!

私はこんなに感動しているのに、夫は「よかったね!!」の一言。

かなりの温度差を感じました。

毎日10回以上の嘔吐、高熱の時かそれ以上の倦怠感のなか、結婚式準備と仕事を毎日…

そんなつわりを3カ月ほど耐え抜いた後の胎動…感動を共有できるかと思っていましたが…

それもそうですよね。夫は体調が変わったわけでもなく、お腹に赤ちゃんがいるわけでもない。

いろいろとサポートはしてくれていましたが、感動の温度差は当たり前ですよね。

みったまま

胎動だと確信したときは、本当に嬉しかった!!

出血

何週ぐらいの出来事か、はっきりは覚えていませんが、わずかに出血しました。

すごく恐怖を感じ、手が震ええるぐらいドキドキしたことを覚えています。

慌てて病院に連絡し、すぐに診察をしていただきました。

結果は、切迫流産。

お腹の張り止めの薬を処方されて、仕事もしばらく休むように言われ、病休となりました

(結局病休…😅)

数週間張り止めの薬を飲み、自宅安静。

その間、薬の副作用で動悸、息切れ、軽い吐き気…

せっかくつわりが終わったというのに、また吐き気…とはいえ、嘔吐するほどの吐き気ではなく、仕事も、結婚式準備もなかったので、穏やかに過ごせました。

ただ、出血はなくならず…

しかし、病院の先生からは、もう大丈夫でしょうと言われ、2週間程度で仕事復帰することになりました。

出血も古い出血(真っ赤ではなく、茶色っぽい)で、量も少しなら、大丈夫と言われましたが、こちらは初めての妊娠。

看護師の国家試験で勉強しているとはいえ、国家試験程度の知識、産婦人科の経験があるわけでもない、不安しかない中での妊娠で、出血してても働いてよいと?!本当ですか?!仕事は看護師で、歩き回る仕事ですよ?!という気持ちしかありませんでした。

でも、先生が大丈夫というなら大丈夫なのでしょう。

仕事復帰すると、変わらず、上司や同僚がとても優しく、力仕事を変わってくれたり、匂いを伴う処置がある時にも変わってくれたり…本当に優しい同僚に恵まれました。

が、出血はなくなることはありませんでした。

心配がなくなることはありませんでした。

安定期と言われるはずなのに…出血が続いたので、できるだけ安静に…。

もともとマタ旅などの予定はありませんでしたが、それ以上に病院から遠くなるところに行くことも怖かったです。

みったまま

流産に至らず、ホッとしましたが、出血が続いたままの仕事復帰は本当に不安でしかなかったです。

逆子体操

比較的早い段階の、妊娠中期頃から、健診のたび、逆子を指摘されていました。

とはいえ、赤ちゃんは、まだまだぐるぐると回る時期なので、気にしていませんでした。

しかし、検診のたび、頭の位置、背中、手足…毎回同じ場所で、全然ぐるっとしてくれていません…

そうして、いよいよ、逆子体操を勧められたのです。

逆子体操の方法を病院で教えてもらい、説明書も貰って、自宅でも同じことをする、という流れでした。

お尻を突き上げた四つん這いのような状態で、腕をお腹の下、対角線に伸ばして肩を入れ込むような感じ。そして、指定された向きで横になって夜眠ること。

これで、逆子が治るのか…?!半信半疑で体操をしていましたが…

逆子であれば、帝王切開となる。そうなれば、あの噂の出産の時の壮絶な痛み(陣痛)はないのか…と頭の中では痛みをいかに少なく出産できるか…という良くない考えしかありませんでした。

(看護師なので、術後の痛み、手術のリスクも理解していたつもりですが、それ以上に陣痛の恐怖の方が強くて…)

私は、帝王切開に抵抗はありませんでしたし、絶対経腟分娩じゃないとイヤだなんてことは一切ありませんでした。

むしろ、子供と私自身の将来がなくなる方が圧倒的に嫌で、安全に産むということが第一優先だったので、逆子なら帝王切開という選択が第一でした。

ただ、やはり、逆子が治らないのか…と気にはなっていたので、ある程度は逆子について調べていました。

外回転術という方法があるようですが、処置をすると言うことは、リスクを伴うのは当たり前で…。そのリスクを背負ってまで、頭位に戻したいとは思いませんでした。

(昔よりは安全に帝王切開ができるようになってきた現在、医師もリスクをおかしてまで外回転術をしなくなってきているそうで、この手技ができるという医師も減ってきているらしいというネット情報を見つけ、医師も嫌がるほどのリスクがあるのかと思うと、恐ろしくもありました。)

(この処置で↑赤ちゃんに障害が残ってしまったというニュースは記憶に新しいですね😱)

帝王切開をするにもリスクは伴うことは分かっていますが、私は、帝王切開のリスクの方を選びました。

妊娠線

妊娠線は、インターネットで調べる限り、出来やすい体質の人と、そうでない体質の人がいるとのこと。私はというと、出来やすい!!と言うわけではなさそうだけど、出来やすい体質をいくつか持っていました。

元々スタイルが良いわけでもなく、お腹を露出することもないのですが。なぜか、妊娠線は絶対にできたくない!!という思いが強かったです。

予防のための、クリーム探しから始まりました。色々ありますが、価格もピンキリ…どれがいいのか…何が効くのか…全然わかりません。

いつもなら安いのでいっか!と、安いのを選ぶと思いますが。

安いのを買って、妊娠線が出来てしまったら、高くて、効くやつを買っておけば良かった…と、後悔することになる!と思い、比較的高め(と思っています)の、妊娠線予防専用のクリームを買いました!!

乾燥が妊娠線の原因なのだとか。なので、つわりで苦しい時も、まだお腹も大きくないけれど、べったり塗っていました。少しでも保湿、少しでも効果を出すため。

おかげで、妊娠後期も順調でした。妊娠線も出来ず、クリームのおかげ!!と思い、ずっと塗り続けてました。

妊娠線は、皮膚が伸びるのに耐えられず、皮膚が裂けてしまう時の症状。妊娠中は赤ちゃんのため、母乳を出すため、エネルギー不足となるのに備えて、色々なところに脂肪を蓄えるもの。予想外のところに突然できると聞きます。お尻、太もも、胸など。

私はとにかく、お腹だけでなく、できやすいと聞いたところには全部ぬっていました。

お腹もぱんぱんになってきて、脂肪も蓄え始めた頃、クリームのおかげで、妊娠線出来ていない!!…そう言えば、私のお腹の下の方、見えていない気がする…と気づいてしまいました。

その頃は、産休に入る前。お腹はだいぶ大きくなっていました。お風呂の鏡で見ても、イマイチわからず…手鏡で、確認しました。

妊娠線できていませんでした!!

妊娠線予防クリームの効果たるや!!!すごい!!!

やったー!!と思いながら、毎日毎日、クリームを塗り続けました。

産休に入り、ゆっくりできる時間が増え、ちゃんと塗ってたおかげで妊娠線ができずに済んだよ~と、お腹の中の赤ちゃんに話しかけながら、手鏡でお腹を眺めていたら…

できていました…妊娠線…できていましたよ…😭😭

あぁぁぁ~ダメだったか~

結局、お金をかけて高いクリームを買っても、できる時はできる!!!

浮腫

妊娠後期に入ると、驚くほどに足がむくみます。(全身ですが、一番著明に出るのが足!!)

むくみやすいとか、聞いたっけ?!そうだったっけ?!と思いながら、横になったときは足を高くしてみようとしますが、もちろん、お腹が大きいので、仰向け…辛い。

マッサージしようとしても…お腹がつっかえて、足に手がしっかり届かない…

弾性ストッキングと言われる、ギュっと締め上げる靴下を履くと違うので、履きたいのですが、看護師業界の決まり事のおかげで履くことができず…

(看護師業界、意味の分からない決まり事、多いですよね?学生の校則みたいな感じ。その規則、必要?みたいなやつです。)

(私の勤めていた病院の当時の妊婦服はワンピースのみでした。(今はズボンもありますが…)そして、看護師あるあるだと思いますが、靴下は白、長さはくるぶし辺りまでという決まり。その決まりのせいで、弾性ストッキングは履けなかったのです。)

看護師は立ち仕事ですので、むくみは重力で下の方にいき、足はパンパン。夜に弾性ストッキングをはいても、仕事中が一番むくみやすいので、あまり意味がないのです。

それから、足はぞうさんのように、パンパンになりました。

そうなってしまってからではもう遅い。産休に入る頃には、パンパンの足でした。産休に入って、弾性ストッキングを履いても、改善しません。

むくみ始める前から履く必要があります!!

その他のマイナートラブル

貧血

貧血になる妊婦さんは多いと思いますが、私ももれなく、貧血になりました。

食事には気を付けていましたが、それでも貧血になりました。

私が体験した貧血の症状としては、動悸、息切れ。

立ち眩みなどはありませんでしたが、それは鉄剤を内服していたからだと思います。

(私の通っていた産婦人科では、ヘモグロビン値が10.0g/dl 以下になったら処方されました)

靴下がはけない!!

お腹が邪魔になって靴下がはけない。それだけじゃなく、足の爪が切れない。

靴ひもが結べない。靴のかかとを踏んでしまっても、手を伸ばせないから、かがんで手を使わないと履けない靴(ショートブーツなど)は履けない!!

これは誰にでもあることですよね。

余談

余談という名の、愚痴に付き合ってくださいますか??

つわりの時期、お腹が大きいわけでもなく、妊婦だからと、周りの方に配慮をされることもありませんが、私は、妊娠期の何よりもつわりの時期が一番きつかったです。

施設の駐車場には、思いやり駐車場と言われる車いすマークの付いた駐車場がありますが、妊婦が使用していいのは、妊娠7カ月から。(産後も多少使えるようですが、自治体によって期間は変わるようです)

しかも、申請して利用証を提示しなければなりません。(申請しないと使用できないなんて…お腹が大きいだけで、妊婦ってわかりますよね)妊婦さんの体調不良は、妊娠が分かった、その時からあります!!!

7カ月は少しお腹が大きくて不便はありますが、体調だけでいうと、つわりの時期よりも(私の場合)絶好調なのです!!!

出産された方、共感してくださいますか?(結局、私は、思いやり駐車場を使うことはありませんでした。つわりで体調不良の時は施設に出かけることもほぼありませんし、7カ月ぐらいの時は元気いっぱい、臨月ではあまり出歩くことはしませんでしたから)

とはいえ、つわりで体調不良でも、どうしてもお出かけしないといけない方もおられると思いますし、妊娠期は元気な時のように体の自由はありませんので、もう少し妊婦さんに優しくてもいいんじゃない??と思ってしまいました。

(ただ、妊娠期、体調不良はほとんどないという方もおられますので、そこの線引きは本当に難しいとは思います)

そして、つわりが何よりきついのに、働かねばならないこと。「妊娠は病気ではない」という時代はもう終わりました。

むしろ、この少子化の時代、今後の日本を担う子供の誕生を喜ぶべきであるのに、つわりがひどくても休む制度が何もないのは、優しくないなと思います。(普通は年休か病休を使うのでしょうか?生理休暇があるのに、つわり休暇がないのはなぜ?生理休暇も、使える環境ではありませんがね…)

さいごに

私は、初めての妊娠で、これまで見てきた妊婦さんに、もっとこれしてあげればよかった、こういう配慮するべきだった…妊婦さんに全然優しくなかったな。とたくさん反省しました。

経験して初めて気づくことはたくさんありますが、妊娠は想像を超えるほどに色んな事に気づかされました。

そして、テレビやSNSでよく耳にする、華やかなマタニティライフからは程遠いマタニティライフでした。