こんにちは!!!みったままです!!!
看護師をしていると、「こんなはずじゃなかった…」と思うことが沢山あります。
そう思っているのは、きっと私だけではないはず😓
離職率が高いと言われている看護師、それは、想像とかけ離れた現実、学生の頃に思い描いた看護師像とは大きなギャップがあることも要因ではないかと思っています。
学校では教えてくれない、看護師の現実。
これから看護師を目指して頑張っている学生さんには知っておいていただきたい。それは、理想と現実のギャップに苦しまなくて済むように、という願いを込めて…
看護師を経験して、想像と違った~と思ったことを、まとめてみました!
看護計画
学校では、看護をするにあたり、必要とされる看護計画。
看護計画を立案するために、看護過程を学びます。
ゴードンの11の機能的健康パターンに基づいて患者情報を整理して、展開図を書いてアセスメントをもとに看護診断を導き出し、看護計画を立案…
実際に仕事をしながらきちんと看護過程に基づいて看護計画を立案している施設はどれだけあるでしょう?
ほとんどしていないのではないでしょうか…?
私が長年勤めていた施設では、電子カルテにゴードンの機能的健康パターンが組み込まれていたので、情報の整理はできるようになっていましたが…
看護計画の立案は、クリック一つでできてしまう💦
看護業務が多すぎて、看護計画の立案に時間をかける暇はありません😩
患者ごとの「個別化」を重要視し、看護計画を立案していた学生時代とは違い、看護計画は標準看護計画のみ。時々、個別に変更することもありますが、クリニカルパスなるものがどんどん増えている昨今、看護計画も組み込まれているのです😮
※ただし、重症度の高い患者に関しては、看護計画がかなり重要になってきますので、全くしないわけではありません。
そして、学生の時は、NANDAの看護診断をして看護計画を立案することがメインですが…
実際の現場では共同問題の計画を立案することの方が圧倒的に多い!!
看護診断!!あんなに勉強したのに!!!(私は苦手分野で理解するのに苦労した(笑))
私の知り合いの勤め先の病院では、看護計画自体、立案しないとのこと😯
それってどうなの?!と思ってしまうのですが、それが現状なのです。
看護師の仕事を簡略化するためにそうなってしまったのでしょう。
看護の質は下がる一方な気がして、個人的には、かなり気になります💦😩
だって、そもそも、看護師って、看護をするために看護師という職業があるのに、看護計画も立てずに看護なんてできません。
看護計画を立てなくてよい仕事なんて、ほとんどが看護師の資格がなくともできることですよね😩
計算
看護師の仕事って、実は、計算も必要です。
点滴の滴下計算は学生の頃から習いますので、計算方法はわかると思いますが…
点滴を作成する時、計算が必要になります。
薬剤を2.25g使用するけど、4.5gのバイアルからどれだけ使えばよいのか…
私は、算数得意分野だったので、あまり苦労はしませんでしたが、私が新人指導をしている時、新人がとても苦労していたのを覚えています😩
上記のようなことは、本当に簡単な計算で…
私が見てきた、実際に新人が苦労していたことは…
例えば…ヘパリンという薬剤は、生理食塩液と溶解して使用しますが…
ヘパリン5ml=5000単位の薬剤と生理食塩液15mlを溶解して、合計20mlにした場合、1mlは何単位になるのか?
こういう計算、結構沢山あります😅
厳密にいえば、これは分かっていなくても、看護師はできます💦
ただ、これがわかっていなければ、その後の患者のアセスメントが浅くなり、治療経過の理解ができず、看護ができません。
その他には、ガンマ計算も本当に苦労していました。
そして、ガンマ計算って、緊急時に使用することも多く、循環動態に影響する薬剤で使用します。
緊急時、50㎏組成で作って!!なんて言われて、さっと作れるでしょうか。
一応、一覧表を準備はされていましたが、理解していないと作成はできません。
これ、学校では教えてくれません!かなり大事なことなのに…
記録
学生の時の記録は、
立案した看護計画を実施、実施した後の患者の反応、それを受けてアセスメントしたこと、計画を見直し、変更するのか、継続するのか、終了するのか…
看護経過の記録ですよね。
看護師になってしないといけない記録は、もちろん看護経過の記録もあります。
しかし、これは、毎日必要とする記録ではありません。(施設によっては、毎日しているところもあるかもしれません…💦)
何か変化があった時と、変化がない計画に関しては、定期的に(1週間毎など)評価する事が多いです。
それよりも圧倒的に多いのが…
患者のバイタルサイン、疾患に関する症状の有無、治療に関する有害事象の有無…
どの内容の点滴を何時に開始して、何時に終了したのか。点滴ルートの場所と異常の有無…
介護を必要とする患者の場合は、何時にどういう方法でトイレに行ったのか、清潔保持はどのような方法で、実施したのか…
しないといけないと想像している倍以上の記録が待ち受けています。
そして、記録は、自分を守るためにも本当に必要なもの。手を抜けないのです💦
委員会、看護研究
組織とは…いろいろときちんと考えれば想像つくかもしれませんが、大抵の病院には委員会なるものが存在します。
病院によって、名前は違うと思いますが…
医療事故防止委員会、感染防止委員会、褥瘡予防委員会など…
それぞれに役割が振り分けられ、委員会の仕事をせねばなりません。
もちろん、業務時間外で!!!
看護研究も同じです。委員会とは別に、看護研究をせねばなりません。病院によって違うとは思いますが、希望者(といいつつ、上司から声がかかり、断れなくなるパターンなのに、希望者として扱われる)がすることもあれば、全員しなければならないところもあると思います。
今は時代も変わり、勤務時間として給与が発生する場合が増えてきているとは思いますが、まだまだ、時間外にしていることも多いはず。
看護研究は、院内で発表したり、学会で発表したり…
発表の日ももちろん、休みの日。
学会で発表することになったら、さらに厄介です😩
学会の会員になる必要があります。学会の種類にもよると思いますが、入会金、会員費が必要になり、合わせて10000円以上は当たり前。15000円前後が相場でしょうか。
さらに、発表する時は、プラスでお金がかかります。
さらに、学会は年に一回、全国のどこかで開催されるので、近場で開催されるとは限りません。遠方になると、その移動費だけでも、結構な額になります😱
これ、もちろん自腹です。(施設によっては、出張費が出ることがありますが、全額出るところは少ないと思います)
看護研究に関しては、勤務時間内に終わらせるなんてことは、ほぼ困難。
看護研究の質を上げようとすれば、勤務時間内に絶対に終われません😱
私は、看護研究って、どちらかというと好きな方なのに、仕事をしながらしないといけなかったり、ほぼ強制でやらされていることに、自腹で学会費や発表をさせられていると感じてしまっていました😭
好きなことでも、モチベーションが保てないと、できないことってありますよね。
インシデントレポート
何か失敗すると、インシデントレポートを報告しないといけないことは、学校で学ぶのでしょうか?(私は記憶にありませんが…)
知っている学生も多いとは思いますが…
インシデントレポートを記載するのも、もちろん、勤務時間外😩
そして、インシデントレポートを書くだけでは終わりません。
そのレポートをもとに、カンファレンスです。
なぜそのような事故が起こったのか、背景、原因を突き止めます。もちろん、本人がいる前で。
そして、二度と同じ事が起きないように、対策を考えます。
学生の時は、うっすら聞いたことはあるかもしれませんが、実際に晒されるのって、とても辛いものです。
だって、1番反省しているのは、誰でもない、やらかした本人なのです。
誰よりも、やらかした事に落ち込み、メンタルが落ちている、そのタイミングで、みんなから、「ココが出来てなかったからこんな結果になった」だの、「ここに注意していれば、防げた」などと言われてしまうのです。
いや、大事なことであったとしても、必要なことだったとしても…
せめて本人のいないところで話してほしい。
本当に、鋼のメンタルを持ち合わせていないと、精神えぐられます🤯
あってはならないことであるのはわかりますが、このシステム、どうにかならないのでしょうか。
看護師をしていると、「明日は我が身」です😭
患者対応
当たり前のことですが、患者とひとくくりには出来ないぐらい、変わった人やクレームが多いです😭
他の職業を知らないので、分かりませんが、看護師はクレーム対応やとても多い職業だと思います😑
頑張って看護していても、いとも簡単に裏切ってくれる患者さんの多いこと。
それだけでなく、学生では想像もしないような人がいます…😱
ホームレスでいつからお風呂に入ってないの?!と思わせるような鼻を突く臭いの人だったり、採血の痛みで大騒ぎする人だったり、医師は崇拝しているけど、看護師は見下し馬鹿にしている人だったり…
そもそも、男は「医師」、女は「看護師=お手伝いさん」と思っている高齢者が本当に多すぎます!
特に、男性…😑
というより、看護師に対して、感謝の気持ちを伝えてくれる方ももちろんいますが、その方たちの言葉をかき消すほどの強力な癖のある人々…😩
そういう方の相手をすることがどれほどストレスの溜まる事か…
平気な人はいないだろうし、そもそも、人として、相手を尊重することは忘れてはならないことだと思います😩
看護以外の仕事
看護師になると、看護以外の仕事が沢山あります。
翌日の処方が全部出ているのかの確認。(本当は医師の仕事なはずですが😱)
もちろん、看護をする上で切り離せないものも沢山ありますが…
もちろん、何の仕事するにも必要な雑用たち。
使用した物品のコストをどうやって請求するのか、普段はあまり使わないけれども、必要な物品をどのように手続きし納品するのか…
患者さんが持ってくる診断書や同意書などの書類は…?
学生の時には経験しない、家族の対応。(家族のケアが必要になることもありますが)
オリエンテーションや、診療報酬に必要な計画書の作成。
問い合わせの電話対応…
そして、これらにすごく時間がかかっています😨
これらがなければ、どれだけ患者さんのケアに時間を費やせるか…と何度思った事か…😭
命の重み
これは、看護師を目指した時からわかっているはず。
それが、想像以上に辛いということ。
目の前でなくなっていく方。
少し前まで元気だった人の急変…
疾患が少しずつ悪化していくところ。
赤の他人だったら、何とも思わないのではないか?と思ったりもしますが。
それが。結構なダメージをくらいます…
人生の最期、少しでも穏やかな気持ちで過ごせただろうか。少しでも家族との時間を過ごせただろうか。少しでも苦痛を緩和出来ただろうか。
目の前で亡くなられ、さらに、亡くなられた方のケアもあります。
生前のケアに携わっていればいる程、やはり思い入れも出てきますので、心が動かないことはありません。
これは経験してみないと自分がどういう心の変化が起きるのかはわからないことかもしれません💦
看護師を目指した人たちは、少なからず、「人の役に立つための仕事」を意識していたはず。
患者さんの人生の最期に立ち会うために看護師を目指した人はほとんどいないと思います。
さいごに
学校での学習は、当たり前ですが、基本的なところ。
応用編は働いてみないとわかりません😩
学生で実習した時と、働きだしてのギャップがありすぎて、看護師の離職率がとても高いので、今後改善してくれることを願っています。

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